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ネズミはビールに「キレ」よりも「コク」を求める!? | ATTiVAリビングフードアカデミー

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ネズミはビールに「キレ」よりも「コク」を求める!?

面白い本を見つけました。

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「コク学」という学問もあるそうです。

ネズミが「コク」がわかるかどうかの実験でビールを使っているのですが、ネズミは、モルトタイプとドライタイプとどちらがお好みだと思いますか?

答えは本の中を覗いてみましょう。

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ネズミの好きなビール

「違いがわかる男」というのはインスタント・コーヒーのコピーです。

コクを好むということは、ネズミはコクの有無の「違いがわかる動物」だということに他なりません。

たとえばビールはドライよりもコクのある一〇〇%モルトタイプ、つまり麦汁とホップだけで造ったビールをネズミは好みます。ドライとモルトタイプのどちらがうまいと感じるか、人間ならば好みはそれぞれでしょう。

しかし、ネズミはモルト好きです。本格派といっていいかもしれません。一方、清酒の場合は、癖のない飲みやすい甘口を好んで飲みます。

これらはいずれも実験で確認されている事実です。実験では、ネズミの飼育ケージにビールの入った給水瓶を二つおきます。二つの瓶には銘柄の異なるビールを入れてネズミの摂取量を比較します。(途中略)

この実験で、食べ物でもビールや酒に対してもネズミはどうやらコクの味わいがわかることが立証されました。オールモルトのビールは、ドライよりも発酵度が低く甘口です。ドライビールは、苦味が強く、それを「キレ」と称したりするのですが、彼らの舌には合わないようです。そのため、ドライでも苦味を人工的に除去するとよりたくさん飲みます。

彼らはわれわれが嫌う日光臭など古くなったビールの匂いは平気で気にしません。人間の場合、ビールは味わうだけではなく、のどの渇きをいやすという目的も有り、好みは単純ではありません。ただわれわれがコクがあると感じるものは、そうではないものに比べてネズミも好きなのは間違いありません。

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面白いですよね。

ネズミはコクのあるモルトがお好みなんですね。

アミノ酸の「旨味」は「コク」の重要な成分の一つです。とも書いてありました。

「旨味」は、タンパク質が分解された

アミノ酸やイノシン酸からきています。

発酵食品が旨いのは、発酵というプロセスの中で、植物や動物のタンパク質を分解しているからなのです。

旨味があり、コクがあるのは、イコール「栄養価が高い」ものでもあります。

美味しくいただきながら健康アップ!

ぜひ、旨味のある「発酵食品」を毎日の食事に加えていきたいですね。

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