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12.212017
発酵講座(粕漬けと酒粕)
『発酵』の世界は、小さな小さな世界です。「発酵」と言う言葉は聞いたことがあるけれども、そもそも発酵とは何なのかは正直分からない方も多いはず。
「発酵」という微生物の働きは、私たちの健康にとって大変必要なものであり、ぜひ多くの方に取り入れて欲しいものでもあります。
そこで、より深く「発酵」を知って頂き、また、日々の食生活の中に「発酵」を摂り入れて頂くために、「発酵」の基本でもある『麹』を中心に、全5回の発酵講座を開催します。
「麹」は、最近は、塩麹などのブームでより身近なものになってきましたが、元々は、神事のお供えから始まったと言われており、その後、庶民の間に伝わり、今では「日本の発酵食品」の代表選手として世界中で注目されはじめています。
しかし、市販されている「麹」を使った調味料は、その製造過程や輸送過程の関係で、発酵を止めたり、出汁が入ったり、また加熱してあるものが多く、「麹」本来の恩恵を受けにくいのが現状です。
そこで、この発酵講座を通じて、ご家庭でできる「麹」ベースの発酵食品・発酵調味料作りも含めた、発酵の正しい知識を習得して頂ければと思います。
2月は、粕漬けと酒粕について学びます。
【時 間】
- 午後の部:12:00〜14:00 定員8名
- 夜の部 :19:00〜21:00 定員8名
【受講費・会員】
- 単発受講:7,500円(税別)
- 5回コース:35,000円(税別:7,000円/回)
【受講費・一般】
- 単発受講:8,500円(税別)
- 5回コース:40,000円(税別:8,000円/回)
コース内容
2018年2月21日
粕漬けと酒粕
米と米麹を発酵させ、それを搾った液体が
「日本酒」になりますが、その時に残った固形物が「酒粕」です。
酒粕は加熱処理していないため微生物が生きています。
特にレジスタントプロテインというタンパク質は
食品の脂肪を捕まえて一緒に排泄し、
体内のコレステロールを下げる働きがあり注目されています。
酒粕は甘酒として飲む方が多く苦手な方が
多いようですが、調味料としても大活躍。
今回は酒粕を使った粕漬けや調味料として使う
「ゆる酒粕」をお持ち帰りいただきます。
講師プロフィール
新庄あゆみ
ATTiVA式・手づくり酵素ジュースインストラクター
辻学園日本調理師専門学校卒業
健康管理士一般指導員
JNFサプリメントアドバイザー
日本リビングビューティー協会・静岡平和校校長
ローフードパティシエ認定校
オーガニック料理ソムリエ
はじまりはキッチンから。をベースに「私たちは食べたものでできている」を伝えるべく手作りにこだわっています。
釜戸でご飯を炊き、味噌を作り、ぬか漬けを育て、乳酸菌飲料を手作りしたりアロエを漬け込み、10人以上の住み込みの従業員の食事を担っていた母親を手伝い育ったおかげで、結婚後も「家庭の味」を守り三人の子供を「 発酵食品」を軸に育てました。
味噌を作るのもぬか漬けをするのも甘酒を作るのも当たり前の日常の30年を経て、日本の財産でもある「麹」と共にある生活を皆さんに覚えていただきたいと思います。
アレルギー、小児肥満、女性疾患、三人の子供の子育て、三世代同居、闘病、認知症の介護をも経験してきました。その経験をもとに食の大切さを実感しています。地元静岡以外にご要望があれば全国どこにでも出張いたします。あくまでもあなたのpaceで一緒に歩んで行くことが食育を学ぶ近道だと感じています。