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11.192018
酵素はどこに存在するのか?
横浜の山下公園に来ています。
銀杏が黄金に輝き、秋の澄み渡る青空と横浜港の青々とした海とのコントラストが見事!
心がすーっと晴れ渡る感じがします。
見事な港と銀杏並木が続く壮大な景色が見下ろせる神奈川県民共済組合のカルチャーセンターにて、酵素と発酵についてレクチャーさせていただきました。
「酵素」について、どんなイメージがありますか?
県民共済のイベントの参加者にもこの質問を投げかけてみました。
- 酵素は体にいい
- 酵素は外からとるもの
- 酵素って発酵からくるもの
- 酵素ってよく聞くけど全くわからない
- 酵素は熱に弱いって聞いたことがあります
との回答。
そこで、私が、「酵素はこの会場にもありますよ。どこにあると思いますか?」
との質問には、皆さん、困り顔。
今、このブログを読んでいる空間にも酵素は存在しています。
酵素は、生命あるもの全てに存在します。
私たち人間も毎日、酵素を生みだします。キッチンにある果物、冷蔵庫にある野菜、玄米など、種子類も酵素を生みだします。
花や、庭の樹々、街路樹、ペット、家畜、野生動物森の植物たちも酵素を生みだしています。
目には見えませんが、空気中や植物や私たち動物の皮膚や腸内に存在する微生物も酵素を生みだします。
ですから、発酵食品にも微生物が生みだした酵素がたくさん存在しています!
なぜ、全ての生き物が酵素を生み出すのでしょう。
それは、生きるために欠かせない物質だからです。
生きるということは代謝していることでもあります。
必要な水、酸素、食べ物(餌)を体内に入れて、それをマイクロメートルという超微小な物質に分解し、血管に運び、細胞が吸収します。
細胞内では、それをいろんなものに作り替えます。
この働きを、合成(同化)と言います。
そして、合成した時に生み出される排泄物を分解し、血管に運び、吐く息や大腸、腎臓、毛穴を通して、体外に吐き出されます。
この一連の生命活動を代謝と言います。
そして、この分解と合成を何万回も繰り返して、私たち生き物は生きています。
この分解と合成に「酵素」が深く関わっています。
大きなものを小さく刻む時にハサミや包丁を使いますが、食べ物や排泄物を分解する時に、酵素は、このハサミの役割をしてくれます。
また、細胞内での合成は、家を建てるのに似ています。
材料となる材木やタイル、壁紙など敷地内にどんどん運ばれてきます。
それを、どの順番でどの部位に運び組み立てたら良いか?
その設計図がDNAに刻まれています。その設計図に基づいて、大工さんが見事に組み立てていきます。
材料を敷地内に積み上げていただけでは、家は建ちませんよね。
大工さんが居て、初めて家は建ちます。
この大工さんの働きが、体内での合成に関わる「酵素」の働きになります。
だから、「酵素なくして生命なし」と言われるのです。
そして、体内の酵素が少ない=職人の数が少ない体内の酵素の働きが弱い=職人の働きが悪いとなってしまうとどうでしょうか?
楽しみにしている家はなかなか出来上がらない。
ひょっとしたら、出来の悪い家が建ってしまうかもしれません。
あなたがが毎日、体調が万全で、気持ちも穏やかでやる気に満ち満ちている。
そんな状態を作り出していくためには、「体内酵素」の働きにかかっています。
目に見えない「酵素」ですが、生命に欠かせない酵素の働きをちょっと意識してみませんか?
酵素について、発酵について、体に良い食事とは?
「発酵リビングフード体験説明会」でお話ししています。
もし、あなたの周りの方が、酵素に興味がありましたら、お話しを聞きにいらっしゃいませんか?
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